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    2006

09.03

ガラスの艦隊 第22話「修羅のごとく・・」 【アニメ】

もう最終回が近いとばかりに、話がまとまりに入っているようです。どこぞのアニメも見習って欲しいです。

レイチェル様が、とうとう事を起こしてしまわれました。殺人、そして死体遺棄という押しも押されぬ立堂々たる犯罪者です。
あれだけ制作側が親切に警鐘を鳴らしてくれていたのに、それでもレイチェル様の変貌に度肝を抜かれました。お顔の歪み方が尋常じゃない!まさしくアナタが修羅でございます!!
まあでも、あれはベッティ様の態度もひどいよね。のし上がって銀河を統一せしめたほどの実力を持っているというのに、奥さんの扱いを間違えちゃいましたねー。そりゃ全裸になって宗教チックに迫られたら、どうにかして追い払いたい!とか思うかもしれませんが。うーん、どっちもどっち??
それに巻き込まれたラルフが可哀想だよねー。でも正妻を邪険にしてたんだから、やっぱりどっちもどっち??あれ?よく分からなくなってきました・・・。
とにかく、正妻が旦那の浮気相手(※少年です。しかも結婚する前からずっと続いてた)を刺すという、昼メロも真っ青な痴情のもつれの結果です。
ただ、年端も行かない子供(正確な年齢を知りませんが、多分)が宇宙空間に捨てられて流されていくのは・・・やっぱり可哀相です。某血アニメでもそういえば、少年が悲惨な最期を迎えてました。むごいです・・・合掌。

そんな凶行の直後もレイチェル様のテンションは上がり続けます。ああ、お願い!姿の見えないラルフ(既にレイチェルの手にかかってます)を心配するベッティ様にも切なくて胸キュンですが、レイチェル様の異様さにも気付いてあげて!次はアナタですよ、ベッティ様!!

ベッティ様サイドも目が離せませんが、所変わってクレオとミシェル。事後の山小屋付近へやってきたクルーを前に、思わずクレオの後ろに隠れてしまう乙女ミシェルに胸がキュンとしました。こういう恥じらい、忘れていた気がするよ・・・!
まあどうせなら、ベッティー様とこういうシーンを見たかったですが、ベッティー様の命が風前の灯火なので、余計な事は言わないでおきます・・・。もうベッティー様は生き残ってくれるだけで、それだけでいいです・・・(可能性はかなり低いですが)

ブレスレットに向かう場面、ラピ○タを思い出しました。あの向こうにラピ○タがあるんだ!とか叫んでしまいそうな、そんなシーン。
・・と思っていたら、「クレオとベッティー様が双子」という驚愕の事実をつきつけられ、見事にラピ○タネタが吹っ飛びました。エエーっ!!ふ・た・ご??
いいとこ兄弟(ベッティー様が兄です。譲れない)、無難に腹違いだと思ってました。あの回想から察するにベッティー様のお母さんがちと儚い人で、先立ったか、跡目争いに負けたかして、ベッティー様は王子の座を追われたのかなあと、そんな宮廷バトルを想像してたんですが。よもや同じ種と腹だったとは・・・そこから出来た子供達のなんと似てない事!髪の色から顔立ち、性格、何から何まで赤の他人です。びっくりです。

「王家が滅びなければ双子の兄弟として育っていた」
ああ、どんな兄弟になってたんだろう。物凄く興味が沸きます。怖いものみたさです。

でもそれは二人にとっては大した事実ではないようです。「馬鹿な!」ぐらいは言うかなと思ったんですが(私は「うそ!」と叫びました)。事前にそれらしい情報をつかんでいたクレオはともかく、ベッティー様にとっては大した事実ではないのでしょうか。それよりも、自分の命を繋ぐ事に必死なようです。出生の事実よりも命が大事なのは当たり前といえば当たり前ですが、クレオと戦ってる場合じゃないと思います。そのアナタの命を脅かす一番の脅威(恐ろしいほどテンションの高い貴方の奥様のことですよ)がすぐ後ろに控えているのですから・・・!!!

途中まで世界の秘密を語ったところで、ベッティー様に首を飛ばされたギルティ(ロボットだったので、本体はまたどこかにいるのでしょうか)
人生の苦労の点ではクレオもベッティーも同じだと言われた事がよほど腹に据えかねたのでしょう。うんうん、分かるよ!だってねぇ・・・
今まで歩んできた人生をかなり軽く見られているクレオですが、それを補うように、世界を救ってくれるなら自分の命を投げ出すとまで言いました。凄い!なんか主人公みたいだ!!不良が良い事すると物凄くいい人に見えるようなそんな感じです。クレオが聖人のように見えました!
ベッティー様にしてみれば追い詰めて殺すのが快感なのに(変態ドS認定)、自分から命を差し出されては不満でしょうね。もちろん、そんなことは承諾できない模様です。

ミッシェルがベッティー様に後ろから切りかかりました。クレオがそれをさえぎりました。やっぱりベッティー様とミシェルはひとことも言葉を交わしませんでした(涙)まあ、期待はしてませんでしたがね。

そしてアイメルがクレオをかばって刺されてしまいました。うーむ、ラルフと帳尻を合わせるかのようですが、変わりはいないという点ではアイメルがちと不利かもしれません。そう、シルアが操縦できますからねー。思えばメイドさんが戦艦さえも操縦できるというエピソードはアイメル退場が決まってたからでしょうか。切ないです。

ああ・・あと放映は何回なんでしょうか。ベッティー様が聞き分けの無いきかんぼうになってしまっているので、ちょっと心配です。神聖皇帝の名に相応しい最後でありますように。


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